部屋替え
写真アップしにくくなったのと、気分転換に付き、ルアンパバーンの写真はこっちからアップしてみます。
→http://myc-photon.blogspot.com/
それと、生活の拠点がチェンマイからバンコクに変わりましたので、近況報告として記しておきます。
とりあえず、報告まで・・・。
麗しのルアンパバーン
(正月挨拶はさんで・・・)
ルアン パバーンは町が世界遺産に登録されている。
その理由として、植民地時代の建物群と寺院や町の調和が美しいとされている。
確かに町を歩いていても綺麗でやりすぎてない感じがして、気持ちいい印象。 いわゆるアジアの持つ緩さと、西洋の町の区画が計画的に配置されている感じが上手く融合されている感じがする。
町、町といってもたいして大きいわけでもない・・・が、そんなに広くはない町に寺院は80以上あるという。
ルアン パバーンのシンボルである、プー シーの丘を中心にメインロードが延びている。
↑コロニアルスタイルの建物が並ぶメインロード↓。
メインロードでは毎晩(!)ナイトバザールが開かれている。
写真はナイトバザールの用意がされている夕方の光景↓。
プー シーの丘からのメコン川の眺め。 夕暮れにはサンセットを眺める好スポットとされていて、人がいっぱい登ってた。
で、反対側、町の眺め。 町全体が緑に囲まれていて気持ちいい。
ちょっと難点をいってしまうと、旅行者がありつける食事はタイより少し割高な印象。 といっても大声で主張するほどでもないけれどw。
フランス統治の影響か、サンドウィッチやバケットなどもあったりして、食べ物は美味しいので良しとしておきます。
ルアン パバーンの滞在は長すぎず、短すぎず、間延びなく丁度いい期間滞在できたと思う。
以降、何回かに分けて写真をアップしたいと思います。
つづく
ルアンパバーンヘ の巻
パクベンにて
早朝のメコンを眺める山ぐるみ達。
パクベンはボート乗り場からのびる道が一本あって、その道が川沿いと、山手にのびる道にすぐに分かれ、道なりに屋台っぽい商店やレストラン(食堂)、宿が並ぶだけのとても小さい町だ。 町というより集落といったほうが近いかもしれない。
僕達は川沿いの宿に泊まった。
町はスローボートの客が一泊する為に寄るだけで成り立っている様で、おそらく毎日自動的に運ばれてくる客を相手にしているからか、町自体に自発的な活気ややる気みたいなものはあまり感じない。 少し良い風にいえば、ボート乗り場の客引き以外はあまりガツガツしてない印象。
で、超ど田舎。
ドロッとしたラオ・コーヒーを頂く。 何故かこっちの方はコーヒーにコンデンスミルクをいれて飲むスタイルらしい。
足元に猫。 宿のお母さんにお弁当のバゲットサンドイッチを作ってもらって、出掛ける準備をする。 お母さんは「毎日朝4時に起きてサンドイッチ作るのよ〜。 いつ寝るの?」 なんて笑いながらいってたっけ。 母強し。
猫にパンケーキちぎって分けてやる。
今日も一日スローボートに乗る。 移動中は何も大してすることが無い。 乗客を観察したり、外の風景を見ながらとりとめも無い思いにものふける。
でも僕はこういう時間が好きである。 流石にずっと毎日連続してだったり、乗り心地が悪かったりしたら嫌になるけど、旅の移動時間に思考するのは好きだ。 移動は旅の醍醐味のひとつであると思っている。
ボートに家がついてるのか、家にボートがついてるのかw、アンテナまで!↑
物事を考えるのに、自分が止まっていては思考も行き詰まることがあったりする経験ってあるでしょう?
おそらくそれは自分が動いているのと関係してるのだろうと思う。 だから日常でも、気が淀んだり、思考が行き詰まりそうな時は、散歩したり、何かあまり考えずに出来る手作業なんかをしながら考える、なんてことが多々ある。 悪い思考のループなんて嫌ですからね。 逆に落ち着くんですよ。
流れですから。
それは旅だけじゃなく、日常生活であっても、たまの電車やバスの移動時間は好きな方だしわくわくしたり、落ち着けたり、楽しかったりする方だしね。
そしてそれが遠く離れた土地であればあるほど、もっと自分のコアな部分、大事なことに触れられることが多い。 しかも移動中はさらさらと思考が流れる。 それを拾い上げる感じ。 深くというより、ひらめく感じ。
もしくは空っぽw。 どーでもいいようなことだらだら垂れ流しで思いを流すw。 これはこれで気持ちの流れですからね。
やがて夕刻、日が山間に隠れる頃、船はルアンパバーンへ到着します。
美しい緑に囲まれた街、ルアンパバーンです。
つづく
スローボートの旅 の巻
(一話はさんで)
スローボートに乗りま〜す。
フェイサイで乗り、途中パクベンというところで降りて一泊し、2日かけてルアンパバーンという街まで向かいます。
スローボートはこんな感じの形です。
朝から日が沈むぎりぎりまでの間、ずっとボートに乗ってます。
船内の様子。
シートがインドの二等列車のような木の硬いシートと聞いて、いつもは持たないバスタオルを持ってきたのですが、バスのシートの様なイスに進化してたので意外に楽でした。
ボートに乗る前の町では座布団が売られていて、それを買ってきてた人は持ち腐れのようでしたw。 でも、首にするU字型の寝枕、あれは良い働きをすると思います。 その後のバスでの移動も快適にいなるでしょう。
船からのラオスのジャングルの眺め。 綺麗ですね〜。 下流に向かって最初は右岸はタイ、左岸はラオスでほぼこんな感じの眺めが続きます。 そして知らないうちにラオスのジャングルの中にどっぷり入ってます。
この眺めが永遠一日中w。 最初はキャイキャイいいながら写真なんかを撮っているのですが、一時間もすれば飽きてしまってみんなぐだぐだになりますw。
写真家としては立ち枯れしてる大木一本あるだけで反応してしまうくらい、なにもないですw。
途中何ヵ所か荷物や人の乗り降りがあったりします。 生活物資の輸送も兼ねているようです。
ここではお坊さんが二人降りていきました。
メコン川沿いにはたまにびっくりするようなところに、家や畑、集落、テントなどがいきなり見られます。
どんな生活をしてるんだろう?
ボートのキャプテンらしき人の御家族さん↓。 ビールやスナック、コーヒー(インスタント)や水などの物品を客席の後尾で売っていました。 僕は一日目、最後尾の席だったのです。
売れ行きナンバーワンはダントツでビールの様でした。
だんだん川の中に岩場なんかが出てきたりして・・・、
日の沈む頃、パクベンという街に着きます。
船を下りると客引きなんかが沢山船着場で沢山待っています。
ついて行こうが、行くまいが、自分で宿を調達します。
宿が決まればとりあえず荷物を降ろし、ビア・ラオで乾杯ということになります。 (僕は酒は飲みませんが・・・)
そんな感じでスローボートの旅一日目が終わります。
翌日、ルアンパバーンに向かいます。
つづく
食べること、生きること
せっかく旅の写真始まったばっかりやったのに、ネット環境もあるのでちょっと間延び、悪いけどちょっとブレイクタイム。 これは今年中に言及しておきたかったので・・・、
日本を出た一番大きな理由のひとつに、食べ物。 食材にまつわるストレスが大きかった。 勿論それだけじゃないが、生きるという上で、普通に考えて息をすることと同じくらい食べることは必然であると思う。 普通は、ね。
僕は食べることにそんなに大きな主張やこだわりは無い。 何とか主義とかじゃなく、どっちか言うと無頓着な方だ。
でもね、食べなきゃ生きていけないだろうし、腹減るといらいらするでしょう?w 無頓着といっても、美味しいものは勿論好きだし、やっぱり安心して食べられるものがいい。
食べ物が自分のエネルギー、身体や自分の根幹を支えてると考えると、コンビニやインスタントのものばかり食べてると、そういうインスタントな生活、思考になってぺらぺらの人間になってしまいそうな気がするのです。
でも、別にコンビニやインスタントが悪いとか言うんじゃないよ。 便利で必要な人がいるからあるんでしょうから。 僕だってカップヌードルは美味しいし、ポテトチップスだって大好きだもん。
もうスーパーに買い物に行って、毎回悩んで、疑って、しょうがないから買う。 というループにイライラしてた。 毎日食べる食事のことなのに!
日本の今のモラルでは「・・・産」とか表示してあっても信じられないし、値段が高い! こっちは金必死で稼いで、なんで気持ちも良くない金の使い方せなアカンねん!って気分にもなるよ、そら。
文句ばっかり言うてても、垂れ流しされ続けている放射能汚染は大地や空気、海に至るまで及んで、どれぐらい離れてるから大丈夫とかもほとんど信用ならない状況で、今年の秋から主食である米も危ないなぁ、と踏んでタイに来ました。
食べるものにそんなに頓着しないからこそです。 そこ、理解してもらえるかな?
僕は普通に生きて、気楽に食べ物が食べたかったのです。
親に話すと、「そんなこと言うたら日本人みんな避難せなアカンことになるんか?」と、予想どうりの回答。w
「危機意識ってのは個体によって違うから自分で考えてください。」 とは言わずに、w
「僕の考えるとこやとそう思う。」とだけ告げた。
食べ物についてうるさい奴って嫌いだった。 生きていて、目の前に食事があって、それに感謝して頂いてたらそれでいいやん、って感じで。
でもね、ストレスと一緒に食べ物を頂くのは僕はごめんだね。
自分のブログページだから好き放題言うよ。
「それ、本当に食べ物?」
そして、多分近しい人しか見ないから告白。
食べてるものの写真並べて美味しい、美味しい、だけ伝えると自慢にしかならないから(人によってはそう感じないにしても)、自分なりに考えて書くと今回はこうなってしまいました。
僕のような食べ物にあまり頓着の無い人間が何故このような食べ物のことについて語るのか? その意だけを汲んでいただけたら幸いです。
p.s. くうちゃんへ、自分の体を大事にして、元気な赤ちゃんを産んでください。 心より願っております。
-- この環境を許し、支えててくれてる周りの方々皆様に感謝します。 僕達は健康で元気です。-
かしこ