sketck of PURI 10 - siva's wed party

今夜はシバの結婚パーティーがある。 今回のプリーは結婚式シーズンなのか、いたる所で結婚式のゲートを頻繁に見かけた。 前回は夏から秋にかけていたんだけど、三ヵ月程の滞在中全くといっていいほど見なかった。 そりゃぁくそ暑い中結婚式なんてやってられないから、当然といや当然かもしれない。



シバって、本名サダシバっていうのね。 それも今回発覚。 なんかみんな神様の名前とか、あだ名、愛称で呼んでるからわからないし、本名教えられても憶えられないことが多いからねぇ。 あと、勝手にあだ名つけたり(笑)。 ブラジョーも最初、晃一って呼んでたからね(笑)。 岩城晃一っぽーいなんていって。 何回も呼んでたら、向こうも覚えるの。 自分が呼ばれてるんやって。

「ねーねー、晃一〜」 
「ん〜?」みたいな(笑) 
(ナ、はインドでは否定語なので、ね、が好ましい。 なんか面白い。 関西人はちょっと気を使う 笑)

今回もニューキャラ、長瀬君ってのが出てきました(笑)。 TOKIOの長瀬君に雰囲気がそっくり(笑)。 顔じゃないのよ、雰囲気。 (長瀬君男前で良い奴でしたよ、悪しからず。 けっこうお気に入りな奴。)

午前中はいつも同じ、チャイ屋でチル。 マムニがヘンナをもってきて、ディディの手に描いてます。 ヘンナってオーガニックな植物性の染料みたいな感じかな。 そこはみんなご存知のことでしょう。 マムニは絵を描くのも好きみたいで、家にあった落書き帳にも色々描いてました。



出来上がりは、本人も満足の様子でした。 ヘンナって以外に浸透性が強いのか、最初鮮やかなオレンジ、後、茶色っぽくなって、半月以上柄が残ってました。 インド人の肌やと多分赤っぽくなってくるんやろうけど、日本人の肌では茶色が近い感じです。

昼飯はブラジョー一家から逃げるように自分達だけで、大好物、念願のオリッサべーカリーに行って食べる。 インドといってあなどるなかれ、オリッサベーカリー美味しいんです。 工場が横にあって、直売の売店があるんで、出来上がりのものをすぐ食べられる。 実はオリッサベーカリーのシェアー率は高く、プリーのチャイ屋のビスケットやパン類はほとんどオリッサベーカリーのものと思われます。

それからはブラジョー一家に見つからないように、スッと部屋に帰って、待ち合わせの夜まで部屋に隠れてようと思ってた。 が、帰り道ばったりブラジョーに遭遇。 めっちゃ短い距離なのに! で、ガッツリ連行。 今食うたとこなのにまたカレー食えって食えるわけない(笑)。 で、ブラジョーは自分らのもてなしに難色示す僕等を見て少々不服の様子。 出される飯の量がはんぱないからねぇ。 日本人はそんなにいっぱい食べません(笑)。

 

(シバが兄きと作ったみたいで、本人は満足そうでした。 ズキューーン!! インド人センス素敵です。 帰りタイで写真を友達に見せてたらやっぱりこの写真見て、ズキューンっていってました。 笑)


それからは夜の待ち合わせまで部屋で待機。 チャイ屋には近づきません(笑)。 今日は絶対いくのだ!!!



約束の夜、僕らはマヌーの店に直行。 そこから離れません(笑)。 一方、姿を見かけた子供達はジェラシーでマヌーに少し八つ当たり。 気持ちは嬉しいけど、こっちもやりたいことはやりたいからね。 ごめんねぇ〜。

そして僕らはラクシミの運転するバイクの後ろに乗って行く。 会場はあっけないくらいすぐそこ、C.T road沿いに古くからありそうなBAY VIEW HOTELだった。 バイキング形式の立食パーティーで、のちに他のパーティーにも行ったけど、同じ感じのスタイルでした。 僕らはそんなことわからないから、夜飯を済ませてきたのでアイスクリームだけ頂いてたのですが、みんなはガツガツ食うてて、新郎新婦はそっちのけ(笑)。 こっちでも祝儀のようなものを包むのですが、それ分は食うぜ!見たいな空気が・・・。 どの国も変わらないです(笑)。

写真に写ってるマダムは15年20年とか単位のリピーターで、やっぱりプリーではそんな外国人をよく見かけます。 来てしまったら、何ヶ月〜半年滞在みたいな人。 前見かけた人、今回も出会うって人何人かいて、このマダムもそんな人。 だんだんそうやって認知されながら、ゆっくりなじんでいくんだなぁっと思いました。



(アパートまで連行中・・・)